2014年3月4日火曜日

不倫と子供

離婚後、子供達との生活で気を付けた事や工夫した事。



①離婚の理由を伝えていません。


娘たちにはいまだに離婚の理由を伝えていません。
離婚後数日して三女に「お父さん、なんで離婚したの?」と聞かれたことがありました。
その時は「喧嘩してもう仲直り出来なくなっちゃったんだ。」と理由にならない話しをしました。
最初で最後、娘から離婚の理由を聞かれたのはこの時だけです。

離婚の直前、私と妻は子供に対しお互いを悪く言うのはやめようと約束をしました。
いくら離婚に至ったとはいえ大事な父と母な筈です。
その父母がお互いを悪く言うことは、これから思春期を迎える娘たちにとって
体が引き裂かれる様な思いをするのではないかと考えたからです。
お母さんは不倫してお父さんはこんなに苦しんだんだ。と言いたい気持ちを飲み込みました。

当初、離婚理由は娘たちが二十歳ぐらいになったら伝えようと考えていました。
色々な経験を積んだ二十歳であれば、伝えても酷く傷つくことは無いだろうとの思いです。
あと2年程(2020年現在)でその時期を迎えますが今は別に伝えなくてもいいか。と考えが変わってきています。
今後もし聞かれた場合、その時は簡単に伝えようかと思っています。

今も月に一度のペースで元妻と娘たちは面会をしています。
母の愛情をたっぷり受けている様で、帰ってくるなり楽しかったと会話が弾んでいます。
今でも歌番組を見た時に私は「お母さんと知り合ったころ流行っていた曲だ」とか、
ドラマを見ながら「お母さんに告白した時もこんな感じだった」と話しています。聞き流されますが。
娘たちが私に気を使わないように、離婚した元妻がタブーにならない空間にしようとしています。

この事については色々ご意見があるかもしれません。
離婚理由を知らされない事で娘に負担をかけていると考える事もあります。
ただし私たち親子にとってはより良い方法だったのかなと思っています。




②あれこれ手伝わせていません。


私は小2の時に母親を病気で亡くしました。
母親が亡くなって以降、放課後の校庭で友達と遊んでいるのを一人切り上げて家に帰り、
お米を炊いたり、洗濯物をかたしたり色々と手伝いをしていました。
文句も言わずやっていましたが正直嫌で嫌で仕方ありませんでした。

比べて私たち夫婦の場合は死別でもない完全な親のエゴで離婚になりました。
娘には親が離婚したせいで他の家庭より多くお手伝いをしなければならない。
と思わせたくありませんでした。
当初してもらった手伝いは、食事で使った分の食器洗いと、洗濯物を畳んでしまう。の二つです。
今は私の仕事帰りが遅い時、三人で晩御飯を自発的に作ってくれています。とても助かってます。

家事で工夫したポイントは下着や洋服は多く購入。
週末に洗濯機を回しながらあちこち掃除をし、洗濯終了後コインランドリーに持ち込む。
乾燥機にかけている間にスーパーに買い物に行き、一週間分の食料をまとめ買いして帰宅。
これが平日にやる事を減らす為、現在も続けている週末ルーティンです。




③叱りません。


片親だからこそしっかり躾ないと。とは思いませんでした。
父が怒った場合は母が優しくフォローするといった役割分担ができません。
そのため干渉や過度の躾はしないようにしました。
躾と言うよりもお父さんだったらこうするよとアドバイスする感じです。

一人親の場合、親が王様のように振舞うと子供の居場所が無くなってしまいます。
子供が非行に走る原因は家に居場所がない事。これだけだと思っています。
家に居場所があって温かいご飯が食べられれば、子供は簡単に非行に走りません。

思春期なので私を避けたり、とんでもない一言を言う時も勿論あります。
でもこれは当たり前。私も親を避ける時がありました。
反抗期は大人への通過点なので通り過ぎるのを待つだけです。

おそらく「娘さん達は非常識な子になってない?」と心配される方もいると思います。
大丈夫です。逆に私が身だしなみやら話し方を注意される程です。
親子の信頼関係さえ有れば周りとの関わりの中で子供はしっかりと成長していきます。
あまり肩ひじ張らずにのんびり構えていいと思います。




この三つだけではないのですが、長くなるので別の機会に書きたいと思います。




何年も前に貰った手紙です。
今も冷蔵庫に貼っています。泣ける…
     


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