2014年3月5日水曜日

苦痛だらけの裁判

裁判はとにかく苦痛で何をどうしていたのかあまりよく覚えていません。

裁判開始時はまだ夫婦だった嫁に弁護士とのやり取りを気づかれたくなかった為、
会社のPCでアカウントを取ったフリーメールで弁護士と連絡を取っていました。
先方の陳述書やこちらの陳述書はPDFにされ、弁護士と調整をしていましたが、
裁判も終わり離婚も成立した後はそのアドレスにログインする事も無く時が経過し、
このブログを書こうとアクセスしようとした時には肝心のパスワードを忘れ、
何度もログインしようとした事も重なって履歴は削除されてしまいました。
本当であれば先方のおかしな言い分全掲載!とかしたかったのですが、
嫌な事は忘れようとする人間の性と、物覚えが悪い私の頭が相まって明確にお披露目出来ないのが残念です。

以下は裁判で嫌だった事。

①苦しくなるくらい嫌な不倫問題を陳述書にするために証拠を見返して文章にする事。

陳述書は弁護士により作成されますが、私の場合何を訴えたいのか原案を書いて弁護士に提出していました。
その為に日記を見返したり、証拠の画像や動画を見たりしました。
精神安定剤を飲みながら作業していたのを思い出します。いま考えても寒気がします。


②間男の言い訳と真剣に向き合わなければならない事。

先方の言い分はアパートに妻を送ったが、その場で酒を飲んだ為車で帰れず朝になったとか、
一晩中一緒にDVDを見ていた為朝になったとか。
だけど下半身の病気でEDだから性交渉は出来ないんです。とかもう訳が分かりません。

あと最後まで友達と言い張っていましたね。
百歩譲って友達なら、子供のいる家に帰らせるだろと。

それで何故この様な関係になったかというと
私との関係について悩んでいる妻の相談にのっていた。
アパートを借りたのもその為だとか。
間男曰く、妻は私より精神的DVを受けていて
・にらんだ
・外出時鍵を掛けられ追い出された
こんな事が有ったそうじゃないか。と主張してきました。

「にらんだ」については夫婦であればたまに喧嘩もするでしょう。
その時の私の目つきだそうです。で、精神的DVだそうです。
「追い出された」については妻が夜飲みに外出した際に(時期的に既に不倫中)
通常のカギだけでなく、手癖でU字ロックもかけてしまった事が有ります。
深夜帰宅した妻が玄関外から私の携帯をならし、気付いた私はゴメン!と
急いでドアを開けた事が有りました。
この1回あった事をもって精神的DVだそうです。

こんな言い訳はササッと反論して終了です。判決でもこんな主張採用されていません。
馬鹿馬鹿しくて嫌になりました。


③元嫁裁判に登場

間男との裁判途中で妻とは離婚になりました。
その元妻が裁判の最終段階で間男側の証人として出廷しました。
裁判所で間男・私・元妻三人初顔合わせです。
裁判の冒頭、裁判官より「嘘はつかない」ことを宣誓してと言われ
三人同時に「私はこの裁判において嘘はつかない事を誓います」的な事を合唱しました。
あーアホラシ。

多くの不倫問題のブログを見ましたが、この宣誓をさせられる場面を記載したものを見たことがありません。
もしかしてこの経験私だけがした貴重なものなんでしょうか。


この様な間男との裁判を地裁から高裁まで私は2011年8月~2013年6月まで続けました。
勿論私が勝ち、慰謝料は地裁で200万、高裁で220万に変わりました。
子供達を傷付け、家庭が壊された挙句、慰謝料はこれだけです。
弁護士は間男だけを訴えたので慰謝料が少なかった、
元嫁も一緒に訴えれば金額はもう少し多かっただろう。と言っていましたが後の祭りです。



左が地裁、右が高裁の判決文




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